MKE 600についてご紹介します。
MKE 600 はビデオジャーナリストやフォトグラファなど、サウンドクオリティにも妥協ができないプロフェッショナルな映像クリエーターのために開発されたショットガンマイクロフォンです。
ゼンハイザーのコアテクノロジーでもある洗練された干渉管設計により、音質を損なうことなく、サイドやリア方向からの不要なサウンドを確実に減少させ、正面方向からのサウンドを確実にピックアップします。その音質は放送や映画の分野でスタンダードとなっているMKH 416のサウンドをモデルとしており、声の芯を捉えます。
電源はファンタム48Vと単3電池両方に対応しており、48Vが供給可能なミキサーやカムコーダーだけでなく、オプションケーブル(KA 600、別売)を使用することで容易にデジタル一眼レフカメラにも接続することができます。
回路設計や素子の選択により驚くほど低いセルフノイズ比を実現し、音のリアリティのポイントとなる圧倒的ダイナミックレンジにつながっています。
また外部からのノイズ対策として、付属のマイクホルダ「MZS 600」は高品質なラバークッションを採用し、レンズ駆動音などカメラ側から伝わる振動を驚くほど低減します。また搭載している切り替え式ローカットフィルターを使用すればウインドノイズやハンドリングノイズなど低い周波数のノイズを抑制することができます。
・指向特性:スーパーカーディオイド/ローバー
・周波数特性:40 Hz ~ 20 kHz
・感度:21 mV/Pa (P48)、19 mV/Pa (battery)
・最大音圧:132 dB SPL (P48)、126 dB SPL (battery)
・等価ノイズレベル:15 dB (A) (P48)、 16 dB (A) (battery)
・電源:48 V ± 4 Vまたは単3電池(1.5 V/1.2 V)
・消費電流:4.4 mA (P48)
・電池での動作時間:約 150 時間
・“Low Batt”表示:< 1.05 V *最初に表示されてから約8時間動作可能です
・直径:20 mm
・長さ:256 mm
・重量:128 g (電池含まず)
・動作温度範囲:-10°C ~ +60°C